学生ボランティア団体FUKUWAの紹介
「結果がすぐ見える社会貢献活動」を理念に活動する学生ボランティア団体FUKUWA。
立ち上げたのは、クロスハート湘南台二番館デイサービススタッフの弟さんで現在アメリカコネチカット州のノースフィールドマウントハーモン校に在学している17歳の樋口雄大さんと金森琥珀さんのお二人です。
伸こう福祉会では、FUKUWAの活動を応援しています。
コロナ禍で人と人との関係性が希薄になっている今、幸「福(ふく)」の「和(わ)」をつなぐコミュニティをつくりたいと学生さんが立ち上げた団体FUKUWA。FUKUWAでは、社会貢献をしたい人をつなぐ活動をしています。
その活動の一つが、「マスクケースプロジェクト」。要らなくなった布を再利用してマスクケースを制作し、医療機関や福祉施設、高齢者などに贈るプロジェクトです。このプロジェクトの着想を得たきっかけを、代表の樋口さんにお聞きしました。
樋口「きっかけは、クロスハートのデイサービスで働いている姉が、食事中、ご利用者さんが着けていたマスクをテーブルに置いていたり、ビニールに入れていたりしていると聞いたところから。マスクを入れられる可愛いケースがあったら良いのにな、と姉が話していたので、それならコロナ禍でステイホームしている僕たち学生が作って、高齢者の皆さんにプレゼントしたいと思いました」。
樋口さんは早速共感してくれる学生に呼び掛けてネットワークを作り、現在は福祉施設だけでなく、ラジオ局などにもマスクケースを納品しています。
伸こう福祉会のグループホーム、クロスハート円行・藤沢でも、学生さんに来てもらい、ご入居者と一緒にマスクケースを制作するボランティア活動をお願いしていましたが、コロナウィルス感染拡大が顕著になり、一緒に制作する活動は残念ながら中止となってしまいました。
彼らは学生起業家を育てるコンテストに参加するなど、他にも様々な取り組みをされています。現在はアメリカの学校に帰ってしまっていますが、日本に戻って来たときには、またボランティア活動に参加して下さると嬉しい約束をして下さいました。
(コロナが終息することを願っています…!)