捨てられるペットボトルキャップが再生されて製品化されています! !

保育園キディ鵠沼・藤沢の園児達がリサイクルの勉強の一環として、ペットボトルのキャップを集めてNPO法人エコキャップ推進協会に送っています。今回は、同法人の理事長の矢部慎二さんに、お話を伺ってきました。

「皆さんが集めたキャップはSDGsに基づき再資源化してメーカーと商品化を推進しています。」「横浜の小学校で講演した時に“キャップ回収”と“プレゼンテーション”の両方に興味を持ってくれた男の子がいて、その子が後日模造紙にキャップ回収のシステムをまとめ町内会長や商店街会長など多くの方々の前で発表してくれたみたいなんです。そしたら、2 6 万個のキャップが集まっちゃって。

子どもの行動力と学校の理解で、大きな結果が出ますね」と矢部さん。回収したキャップは粉砕し再生ペレットの工場で加工されて、メーカーが商品化します。キャップ3個でゴミ袋1枚に生まれ変わるそうです。ゴミとは“いろんな素材が混在している状態”で分別するとすべてが素材になることを学びました。

「SDGsが推進されて“Pet to Pet”が現実化したようにすべての素材が再生されることを推進したい」と矢部さん。ゴミとならないように分別を考えてみましょう。

粉砕したチップから玩具( 写真はフランス製)やボールペン、自動車部品等、色々な物に変身しています。キャップがリサイクルできる回数は2回までです。

障がい者就労支援施設の利用者は粉砕作業の前の工程として、キャップを色別に分けていきます。又シールなどが付いている場合は剥がします。(工場には写真の何倍もの量が届きます)

S D G s の推進に資する事業を展開している企業・団体等の取組事例を県が募集・登録・発信するとともに、県と企業・団体等が連携してS D G s の普及促進活動を実施しています。

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