子育て期間中に学んだ考え方、「どんな仕事もみんなの協力があってこそ。それぞれの力を持ち寄って、助け合って仕事をする」を大切に仕事

キディ元住吉・川崎 儁侃 淳子さん

「出会い」「仲間」「つながり」の大切さを教えていただいた今回。キディ元住吉で保育士として活躍する儁侃淳子さんを訪問しました。若いころから保育士として勤務していた敦子さんですが、ご家庭のご事情で一時仕事を辞め、子育てに専念しました。

子育て期間中、地域の人や学校とのお付き合いのなかで、働いている時には気が付けなかった、地域の裏方を担っている様々な人々がいて、様々な役割があることを知ったそうです。「仕事に復帰してからも大切にしている、“どんな仕事もみんなの協力があってこそ。それぞれの力を持ち寄って、助け合って仕事をする”という考え方は、この頃に学びました」と、笑顔で話します。この頃の仲間とは、今でもお付き合いがあるそうです。

長く務めた川崎市の保育園の定年後に小規模の保育園に勤務したいと考えていたところ、中村玲子さん(前C-X園長)のご紹介でキディへ。「今は若い先生から教えていただき、時には私の小さな引き出しから知恵を出しながら務めています。元住吉は0歳児~2歳児保育、早く卒園していく寂しさもありますが、短い時間を大切に子どもに寄り添って働いていきたいと考えています」。
(『壁新聞 Vol.15』(2020年11月)「あなたの”よきもの”を教えて下さい」より)

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