「歩く」ことを楽しむ。一歩、二歩、のしちり散歩。

春の嵐の翌日。嘘のような晴天に誘われ、横浜市野七里地域ケアプラザが主催する「のしちり散歩~第4歩~」に参加してきました。ウォーキング、フットパス、マイクロツーリズム…。コロナ禍で遠出が難しい昨今、地元の魅力を再発見する取り組みに注目が集まっています。

「のしちり散歩」では、歩くことが好きな方たちが集まり、参加者同士会話を楽しみながら街をお散歩します。「第4歩(第4回)」となる今回は、お花見をテーマに、横浜市栄区の桜並木の遊歩道を歩きました。桜は栄区の区の木。桜と一言で言っても、このコースだけでも10種以上の桜が見られます。手作りの看板や、可愛らしいアットホームなお菓子のお店、変わったモニュメントなど、車では見落としてしまいがちな「歩き目線」での発見が、お散歩ではたくさん見付かります。「登山が好きでね。エベレストにも挑戦したことがある。歩いていると入ってくる情報が近いでしょ。それが楽しいんだ」。

のしちり散歩の「第5歩(第5回)」は5月に開催予定です。皆さんも、このコロナ禍をきっかけに、「徒歩圏内の地元」を味わい尽くしてみませんか。

橋名板のかな表示は、実際は「○○ばし」と濁って発音する場合も、川の水が濁らないよう願いを込め
「○○はし」と表示する場合が多いそうです。(と覚えた豆知識を紹介)

栄区役所裏のいたち川沿いで記念の一枚。
今回のお散歩コースは本郷ふじやま公園運営委員会の会員さんが作成され、当日はガイドもしてくれました。

ゴール到着時点の歩数。30代の筆者はヘトヘトでしたが、ベテランウォーカーの皆さんは
「まだまだいける」とさすがの健脚でした。

(『moment Vol.17』(2021年4月)より)

前の記事へ 次の記事へ