第9回かながわ感動介護大賞受賞!

11月11日は介護の日。神奈川県で平成24年度に始まった「かながわ感動介護大賞」は、介護現場で起こる「心と心の触れ合い」には笑顔と感動がある事を知ってほしいという思いのもと、黒岩知事の発案で介護を受けた高齢者やご家族、介護に携わる職員等から「介護の素晴らしさを伝える感動的なエピソード」と作品を募っています。

この取り組みに、伸こう福祉会が運営する看護小規模多機能型居宅介護クロスハート港南・横浜のご利用者様のご家族様・浜田房子様が職員に向けたメッセージを綴った「みんなの笑顔にありがとう」という作品を応募して下さり、なんと、応募総数87作品の内、最優秀賞を受賞されました。房子様のお母様(泉光江様)は、2019年4月から2021年6月4日の最期の旅立ちの日まで施設をご利用下さいました。光江様は茨木のご自宅で転倒され、老健へ入所。

高齢のお父様が老々介護に直面し、房子様がいらっしゃる横浜へ転居されたそうです。「お母さんは笑顔を絶やさず、気遣い屋だった」と房子様。いよいよ容態が悪くなってきた時、「最期の場所は、親しんだクロスハートで」と選んでいただきました。柔軟な対応ができる小規模多機能では、多職種が密に連携を取り、光江様の元へ毎日訪問。ハーモニカの音色に合わせて一緒に歌った事も。光江様や房子様の笑顔と思い出に、クロスハートからも、“ありがとうございました”!!

「人に親切にした事は忘れても、親切にされた事は忘れてはだめよ!」と職員に教えてくれた光江様。歌がお好きな光江様は、自然と周りを元気にする女神のような方でした。

ご家族様・みらい在宅クリニック瀬間学Dr・訪問看護クロスハート港南・横浜の看護師・ケアマネージャー・施設看護師が連携を取り、光江様の思いを汲み取り対応させていただきました。

日々の業務での受賞は、うれしい知らせとなりました。左上~ 吉田哲也・村雲雅城・竹井良英・新谷浩美・
下澤達夫・岩瀬昌子 左下~ 高野修平・大塚薫・永岡瀧江・小川ゆり

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